英語力を測るにはTOEICよりCASECがおすすめの3つの理由

2018年10月21日

英語力を測ろうと思った時、一番最初に思い浮かぶのがTOEICテストです。

知名度もさることながら、英語力向上を目指す人が一つの指標として取り組むのに大変メジャーな方法です。

ただ、TOEICは企業や採用側が英語力を測るのに適しているのであって、

英語力を客観的に知りたい人が気軽に知れるような手段ではないのもまた事実です。

この記事では、TOEICとはまた違ったCASEC(キャセック)というテストがTOEICとどう違うのか、

また、英語力を測るにはTOEICよりもCASECの方がいい3つの理由、CASECの受け方や実際にCASECを受けた人の感想をまとめていきます。

TOEICとCASECの違い

TOEICとはなにかを大体わかっている人は多いと思います。

それに比べてCASECに関してはまだまだ知らない人もいると思うので、TOEICとCASECの概要とその違いについて解説します。

TOEICとは

TOEICとは国際ビジネスコミュニケーション協会が運営する、英語でのコミュニケーション力を判定するための世界共通のテストです。

TOEICは”Test of English for International Communication”(国際コミュニケーション英語能力テスト)の略です。

TOEIC L&R、TOEIC S&W、TOEIC Bridge Testの三種類のテストがあり、一番一般的なのはTOEIC L&R(リスニング&リーディング)テストです。

TOEIC Bridge Testは、基礎的なコミュニケーション能力を測るテストで、TOEIC L&R受験へ向けたモチベーションアップに使えます。

TOEIC S&W(スピーキング&ライティング)はTOEIC L&Rを活用しながら聞く・読む・話す・書くをバランスよく伸ばしていくことを目的としたテストです。

CASECとは

CASECとは英検(日本英語検定協会)が基礎開発したインターネット上でできる英語コミュニケーション能力判定テストです。

CASECは”Computerized Assessment System for English Communication”(英語のコミュニケーションのためのコンピュータ化された評価システム)の略です。

オンラインでいつでも受験できるのが最大の特徴で、試験終了後にすぐに結果が表示されます。

TOEICとCASECの違いを比較

下記の表にTOEICとCASECのそれぞれの情報を記載してみました。

サービス名 TOEIC CASEC
料金 5,725円(税込) 3,600円(税込)
受験日程 年10回(1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月) 24時間いつでも
開催場所 全国約80都市の大学や高校など オンラインでどこでも
受験方法 インターネット申し込み、コンビニ端末で申し込み オンラインで申し込み
テスト時間 2時間 40〜50分
問題数 200問 60問
問題の形式 マークシート方式  選択式

こうしてみるとTOEICにくらべてCASECはお手軽に受けられるテストということがよくわかりますね。

TOEICよりCASECがおすすめの3つの理由

上記を踏まえ、英語力を測るにはTOEICよりCASECがおすすめな3つの理由を解説していきます。

1.オンラインで30分で受けられる手軽さ

TOEICテストは持久走と同じでとにかく問題を解くことや高スコアを出すことが目的となってしまうので、若干英語力を測るというところから外れてしまいます。

受験日程も年間○回開催されているとはいえ、受験日に体を空けておかねばならず、その日までのモチベーション維持もかなり大変です。

CASECであれば、空いた時間や暇な時間に暇つぶし感覚で参加し30分で現在の英語力を知ることができます。

CASECはTOEICに比べて大変シンプルなんです。

2.TOEICよりも安く受けられる

英語力を知るツールがTOEICしかない場合、料金が高くても安くても払わざる終えません。

しかし、CASECという別のオンラインテストがあり、そちらの方が値段が安い場合、

会社や就職が絡んでいてどうしてもTOEICでないとダメな場合と、

単純に英語力が知りたいから英語力が知れるなら安い方がいい場合とに分かれます。

なので、単純に英語力が知りたい場合はTOEICよりも安いCASECをおすすめします。

しかもCASECではテスト結果でTOEICの目安の点数も教えてもらえます。

3.自身の答えによって問題が変わる

TOEICは問題が多く難易度も一定レベルを保ってます。

生半可な気持ちで受けた場合は、問題がわからなすぎて嫌になる可能性もあります。

それに比べてCASECは、自身の答えによって問題が変わっていくのでわからなすぎてリタイアしてしまうといった途中放棄の可能性が格段に下がります。

TOEICはTOEICでもちろん腕試しに良い試験だと思いますが、

モチベーションの維持が難しそうな場合、難問を見ると嫌になってしまう場合にはCASECがおすすめです。

CASECの受け方

CASECの受け方を解説します。

1.CASECにアクセスし「個人で受験するお客様」をクリック2.「新規登録/マイページにログイン」をクリック

3.「新規登録」をクリック

4.「14歳以下の方/15歳以上の方」のどちらかをクリック

5.個人情報の取り扱いが表示されるので、内容を確認し「同意する」をクリック

6.基本情報を入力し「送信」をクリック

7.「チケットを購入する」をクリック

8.「クレジットカードでのお支払」または「コンビニでのお支払」をクリックし支払う

9.メインメニューの「受験する」をクリックすれば、すぐにテストが開始されます。

ネットで完結するのでとても楽ちんです。

CASECを実際に受けた人の感想・評判

まとめ

TOEICを受けようと思うとなかなか腰が重いですが、CASECならTOEICよりも気軽に安価で受けれることができます。

“自身の英語力を知りたい”という前向きな向上心を摘んでしまわないためにも、自身が楽に受けれると思う方でまずは1回受験してみるのをおすすめします。

CASECのあとに時間ができたらTOEICを受けても構いませんしね。

以上、英語力を測るにはTOEICよりもCASECがおすすめという記事でした!