英語力を測るにはTOEICよりCASECがおすすめの3つの理由
英語力を測ろうと思った時、一番最初に思い浮かぶのがTOEICテストです。
知名度もさることながら、英語力向上を目指す人が一つの指標として取り組むのに大変メジャーな方法です。
ただ、TOEICは企業や採用側が英語力を測るのに適しているのであって、
英語力を客観的に知りたい人が気軽に知れるような手段ではないのもまた事実です。
この記事では、TOEICとはまた違ったCASEC(キャセック)というテストがTOEICとどう違うのか、
また、英語力を測るにはTOEICよりもCASECの方がいい3つの理由、CASECの受け方や実際にCASECを受けた人の感想をまとめていきます。
もくじ
TOEICとCASECの違い
TOEICとはなにかを大体わかっている人は多いと思います。
それに比べてCASECに関してはまだまだ知らない人もいると思うので、TOEICとCASECの概要とその違いについて解説します。
TOEICとは
TOEICとは国際ビジネスコミュニケーション協会が運営する、英語でのコミュニケーション力を判定するための世界共通のテストです。
TOEICは”Test of English for International Communication”(国際コミュニケーション英語能力テスト)の略です。
TOEIC L&R、TOEIC S&W、TOEIC Bridge Testの三種類のテストがあり、一番一般的なのはTOEIC L&R(リスニング&リーディング)テストです。
TOEIC Bridge Testは、基礎的なコミュニケーション能力を測るテストで、TOEIC L&R受験へ向けたモチベーションアップに使えます。
TOEIC S&W(スピーキング&ライティング)はTOEIC L&Rを活用しながら聞く・読む・話す・書くをバランスよく伸ばしていくことを目的としたテストです。
CASECとは
CASECとは英検(日本英語検定協会)が基礎開発したインターネット上でできる英語コミュニケーション能力判定テストです。
CASECは”Computerized Assessment System for English Communication”(英語のコミュニケーションのためのコンピュータ化された評価システム)の略です。
オンラインでいつでも受験できるのが最大の特徴で、試験終了後にすぐに結果が表示されます。
TOEICとCASECの違いを比較
下記の表にTOEICとCASECのそれぞれの情報を記載してみました。
サービス名 | TOEIC | CASEC |
料金 | 5,725円(税込) | 3,600円(税込) |
受験日程 | 年10回(1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月) | 24時間いつでも |
開催場所 | 全国約80都市の大学や高校など | オンラインでどこでも |
受験方法 | インターネット申し込み、コンビニ端末で申し込み | オンラインで申し込み |
テスト時間 | 2時間 | 40〜50分 |
問題数 | 200問 | 60問 |
問題の形式 | マークシート方式 | 選択式 |
こうしてみるとTOEICにくらべてCASECはお手軽に受けられるテストということがよくわかりますね。
TOEICよりCASECがおすすめの3つの理由
上記を踏まえ、英語力を測るにはTOEICよりCASECがおすすめな3つの理由を解説していきます。
1.オンラインで30分で受けられる手軽さ
TOEICテストは持久走と同じでとにかく問題を解くことや高スコアを出すことが目的となってしまうので、若干英語力を測るというところから外れてしまいます。
受験日程も年間○回開催されているとはいえ、受験日に体を空けておかねばならず、その日までのモチベーション維持もかなり大変です。
CASECであれば、空いた時間や暇な時間に暇つぶし感覚で参加し30分で現在の英語力を知ることができます。
CASECはTOEICに比べて大変シンプルなんです。
2.TOEICよりも安く受けられる
英語力を知るツールがTOEICしかない場合、料金が高くても安くても払わざる終えません。
しかし、CASECという別のオンラインテストがあり、そちらの方が値段が安い場合、
会社や就職が絡んでいてどうしてもTOEICでないとダメな場合と、
単純に英語力が知りたいから英語力が知れるなら安い方がいい場合とに分かれます。
なので、単純に英語力が知りたい場合はTOEICよりも安いCASECをおすすめします。
しかもCASECではテスト結果でTOEICの目安の点数も教えてもらえます。
3.自身の答えによって問題が変わる
TOEICは問題が多く難易度も一定レベルを保ってます。
生半可な気持ちで受けた場合は、問題がわからなすぎて嫌になる可能性もあります。
それに比べてCASECは、自身の答えによって問題が変わっていくのでわからなすぎてリタイアしてしまうといった途中放棄の可能性が格段に下がります。
TOEICはTOEICでもちろん腕試しに良い試験だと思いますが、
モチベーションの維持が難しそうな場合、難問を見ると嫌になってしまう場合にはCASECがおすすめです。
CASECの受け方
CASECの受け方を解説します。
3.「新規登録」をクリック
4.「14歳以下の方/15歳以上の方」のどちらかをクリック
5.個人情報の取り扱いが表示されるので、内容を確認し「同意する」をクリック
6.基本情報を入力し「送信」をクリック
7.「チケットを購入する」をクリック
8.「クレジットカードでのお支払」または「コンビニでのお支払」をクリックし支払う
9.メインメニューの「受験する」をクリックすれば、すぐにテストが開始されます。
ネットで完結するのでとても楽ちんです。
CASECを実際に受けた人の感想・評判
英語力測るにはCASECおすすめです!オンラインで30分くらいで受けられるのでTOEICよりも体力消費もなく、安い上にTOEICの目安スコアも出ますし、ご自身の答えによって問題が変わるのでわからなすぎて嫌になるとかもなくて私はよく受けます
— Asu Saionji (@asusaionji) 2018年10月11日
TOEICはほんとに持久走と同じで英語力というよりも問題数とあの多大な問題数になれてるかが鍵なのでお仕事でスコア必要とか以外おすすめできないです…そして澪さんおそらく普段からスクリプトとか確認されてらっしゃいますし、インプットよりアウトプット学習法の方が効率的なのかなとも思いつつ…。
— Asu Saionji (@asusaionji) 2018年10月11日
CASECです!最後のTOEIC受験が2年前なので確実ではないですが、1回目のCASECから割り出された点数に近かったので誤差は低めではないかなと思います。わたしもアドバイスは納得でした。他のテストに比べて安いですし、オンラインで支払い→受験→結果と1時間未満で済むので個人的にはおすすめです!
— えん (@mm_matka) 2018年10月2日
三連休の最後にCASEC受験
ボキャもリス全般にも穴が多い事を実感。
落ち気味だった学習モチベは少し回復。 pic.twitter.com/ia3A7I4eDv— r.arim (@reoar) 2018年9月18日
CASECは最初はバカにしてたけど、仕事就いたら、TOEICとか英検とか受ける暇が無くなってしまい、CASECしか受けれなくなってしまっている。
意外と良いものなのか?— Oregonian(θ役割) (@theta_criterion) 2018年9月15日
待ってる間にCASEC(^.^) 4カ月の英会話の成果はあるだろか🎵とやったら1点❗❗
しか上がらなかったorz orz💦
語彙の問題とか運があるよな(笑)— 加藤文枝 (@momofumi8) 2018年9月13日
まとめ
TOEICを受けようと思うとなかなか腰が重いですが、CASECならTOEICよりも気軽に安価で受けれることができます。
“自身の英語力を知りたい”という前向きな向上心を摘んでしまわないためにも、自身が楽に受けれると思う方でまずは1回受験してみるのをおすすめします。
CASECのあとに時間ができたらTOEICを受けても構いませんしね。
以上、英語力を測るにはTOEICよりもCASECがおすすめという記事でした!
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